長崎市議会総務委員会は、6月10日から補正予算案・条例改正・財産の取得など審査を行ったので、その概要を掲載する。財産の取得(消防ポンプ自動車水槽付)は、中央消防署矢上出張所に配置している消防ポンプ自動車が、配置後20年を経過し老朽化していることから、その代替として消防ポンプ自動車(水槽付)を取得し消防力の充実を図る。併せて、消防団第6分団に配置している消防ポンプ自動車が配置後24年、第13分団の消防ポンプ自動車が配置後25年を経過し老朽化していることから、その代替として取得する。工事の請負契約の一部変更は、長崎市新庁舎建設電気工事において労務単価等が著しく上昇したため、契約金額を934万2,300円増額し24億9,406万800円に変更した。
次の財産取得は、長崎市新庁舎における来庁者の利用環境等を整備するため、ロビーチェア、テーブル等を購入する備品(仮契約額5,093万円税込)。新庁舎の執務環境を整備するため、事務椅子、ミーティングチェア等を購入する備品(仮契約額3,518万9千円税込)。新庁舎の保管文書等の効率的な収納等を行うため、収納家具、ロッカー等を購入する備品(仮契約額3,451万8,082円税込)。新庁舎の執務環境を整備するため、パーテーション等を購入する備品(仮契約額3,124万円税込)の仮契約を締結し、移転に向けた作業スケジュールに沿って納入される。条例制定は、本市における情報通信技術を活用した行政手続きを推進に関する条例を審査し承認した。