5月10日西九州新幹線新車両「かもめ」の試験走行が始まり、歓迎セレモニーに参加したものの、長崎駅(尾上町)への到着が約1時間遅れるとの連絡を受け、「長崎街道かもめ市場」に足を運んだ。JR長崎駅高架下に3月18日にオープンした「長崎街道かもめ市場」、商業施設では長崎初となる本格的な「かもめ横丁」を有し、駅改札口前に位置し延べ床約4,400㎡、長崎を代表する土産の販売や実演、飲食など50店超が出店している。かもめ横丁には、8店舗が並び店舗間の仕切り壁を設けず、全体が開放的な雰囲気になっている。中央には共有のイートインスペースがあり、各店舗の料理や酒を持ち寄ることが出来る。
かもめ市場の土産ゾーンには、カステラ、かまぼこ、角煮、長崎銘菓など長崎の魅力的なお土産が勢揃い。横丁ゾーンには、海鮮・魚串・和牛などバラエティ溢れる専門店と、長崎の地酒が楽しめ、駅の中の横丁空間として、長崎になかった食体験が提供されている。ご当地ゾーンは、ちゃんぽん、皿うどんなどの「長崎中華」、全国的に知名度を誇る「五島うどん」「トルコライス」、そして魚種の豊富さを活かした「長崎の海の幸」など、ご当地メニューの数々を堪能できる。丁度昼食の時間帯であり「五島うどん」を食した。このかもめ市場、気軽に立ち寄れて、地元の料理と酒が堪能できる憩いの場となり、交流人口の拡大に繋がることを期待する。