2021年11月30日(火)「長崎県の新型コロナ対応」!

長崎県は11月29日、新型コロナウイルス感染症への対応について記者会見を行い、感染再拡大に備え県内の感染段階対応の目安を改定したと発表した。国の考え方に準じ、最大確保病床の使用率などに応じたレベル0(使用率10%未満)~レベル4(同100%)の6段階に分ける。レベル2は、レベル2-Ⅰ(同20%)、レベル2-Ⅱ(同35%)に細分化し、飲食店の営業時間短縮要請や会食の人数制限などを実施するが、第三者認証取得やワクチン・検査パッケージ制度を利用条件に行動制限を緩和するとしている。これまでは、5段階のステージに応じて施策を講じてきたが、ワクチン接種が進んだことなどを受けた政府の「基本的対処方針」を受け見直し、感染防止対策と社会経済活動の両立を図って行く。

また、第6波に向けた本県のコロナ対策は、①保健・医療提供体制の強化、②ワクチン接種の推進、③行動制限の緩和、④感染段階対応の目安の改定など、対策を講じる。人の移動や飲食の機会が多くなる年末年始に向けて、県外との往来は移動先の感染状況を確認し、感染拡大の兆候が見られる場合は慎重な行動を。忘年・新年会など飲食の際は、感染防止対策の徹底されたコロナ対策認証店の利用を。ワクチン接種者も含め、基本的な感染防止対策の徹底を(マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避など)、県民・事業者の皆様へ呼びかけた。

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