2021年8月27日(金)「まん延防止等重点措置への市対応」!

8月25日の中村県知事記者会見を受け、長崎市の田上市長は昨日(26日)新型コロナ対策本部会議を開き、8月27日から新型コロナウイルスのまん延防止等重点区域となることを受け、公民館やふれあいセンターなど市内の公共施設92ヶ所を9月12日まで休館すると発表した。現在休止中の観光施設のグラバー園や長崎原爆資料館、長崎ペンギン水族館なども、9月6日から同12日まで延長する。新たに休館するのは、老人福祉施設や図書館、科学館など、この他に市内12ヶ所の子育て支援センターも休止する。一方、夜間急患センターや診療所、保育所は引き続き利用可能、10月29日開業の「長崎のもざき恐竜パーク」のうち、9月5日から予定していた「子ども広場」と「インフォメーションセンター」の先行オープンも延期される。市立長崎商業高校は30日から分散登校を実施、市立小中学校は通常通リだが、他学級、他学年との交流を控えるなど、学校・家庭での感染症対策を徹底するとしている。

第5波のコロナの特徴は、県内におけるデルタ株が疑われる感染割合が94%となっており、第4波と比べて感染力が非常に強く、若い人に感染が広がっている。長崎市のコロナ対応は、市民の皆様に日常生活での感染予防、人と人との接触機会の低減を呼び掛け、事業者の皆様には飲食店等への営業時間短縮要請・検査など要請し、クラスターの未然防止・最小化を図っている。医療提供体制等の強化では、長崎医療圏で178床の病床を確保、今後の爆発的な感染拡大を見据え184床を確保しているが、更なる入院病床の確保に向け協議を進めている。また、自宅療養者には保健所から1日最低2回の健康観察を実施するなど、自宅療養者への医療支援、感染者の増加に伴い宿泊療養施設の更なる確保に努めている。ワクチン接種は、全ての希望者が11月の出来るだけ早い段階までに2回目の接種を完了するよう、個別接種289ヶ所、集団接種は4会場(8月29日から7会場)で実施している。

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