2021年3月25日(木)「長崎開港450周年第6回総会」!

長崎市は、県や長崎商工会議所、関係団体と「長崎開港450周年記念事業実行委員会」を立ち上げ、本年記念行事・イベント開催など準備を進め、3月24日「長崎開港450周年記念事業実行委員会第6回総会」を開催した。1571年日本人初のキリシタン大名、大村純忠が領した長崎にポルトガル船が初めて入港、450年前のこの出来事を長崎開港の起源としている。1614年の鎖国完成後、日本で唯一の海外への玄関口として海外の産業・文化の受け入れに重要な役割を果たし、その後、明治時代には上海航路などの連絡船が寄港する貿易港として発展してきた。メインキャッチコピーは、「ときめく みなと、つながる みんなと」で、あたらしい長崎港の魅力を創り上げて行くとしている。この記念事業を通じて、長崎が育んできた歴史や文化、新たな海洋関連産業の育成・創出や海の活かし方・楽しみ方など実施計画の方針を策定している。

第6回総会では、ワーキンググループにおける検討状況、令和3年4月以降のメインイベント、「みなとまち長崎の未来像」策定状況の報告があり、令和3年度の事業計画・予算が確認された。記念事業・イベントは、季節ごとにテーマを設け、年間を通じて県民・市民が主体的に参画できる事業が実施される。スタートアップイベントでは、4月27日に長崎開港450周年記念式典が開かれ、長崎市出身の「さだまさしさん」のトークや、4月23日から27日まで「はたらくフネの船内見学会」、「長崎帆船まつり」が開催される。夏はながさきみなとまつりにおいて記念特別企画展「長崎とみなと(仮題)」、7月31日・8月1日の長崎ペーロン選手権大会など。秋の10月16日・17日は「まちの原点を感じる・体感できる」長崎開港フェスタ450(ヨンゴ―マル)など、冬は「未来」開港500年へのスタートとし、海洋教育フォーラム、海洋シンポジウム(仮)など、年間を通じて記念事業が行われる。

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