長崎市消防局は、2月6日(木)10時から長崎市平和会館において、火災・風水害等で殉職された遺族をはじめ、消防局・消防団の関係者、来賓など約140名が出席するなか「長崎市消防殉職者追悼式」を執り行った。開会冒頭、明治以来197人が殉職された御霊に対し、全員で黙祷を行い、田上市長より「地域の繁栄や市民の安全を守るために殉職された御霊を決して忘れてはならない。今後とも安全・安心で快適に暮らせる街づくりを目指す」、佐藤市議会議長より「昨年の台風や豪雨による災害が各地域で多発しており、行政と連携をとりながら防災と平和な街をつくる。今後とも安全・安心な街づくりにご尽力をお願いする」など式辞、追悼の言葉が述べられた。その後、主催者・来賓・遺族らから殉職者のご冥福を祈り献花を行った。遺族出席者も高齢化のためか、年々参加者が減少しているのが懸念される。