2019年6月30日(日)「6月補正予算の概要」!

長崎市議会6月定例会に計上されている補正予算は、最重点政策である人口減少対策を念頭に、子育て支援や新産業育成など地方創生に係る政策について予算が計上され、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりに向けた施策など、市長がマニフェストに掲げたものも含め、政策的な事業を中心とした肉付け予算となっているので、その概要を掲載する。幼児教育・保育無償化に伴い、子育てのための施設等利用に係る経費の一部を助成する認可外保育施設等利用給付費2億8,782万9千円、制度周知に係る費用及びシステム改修経費5,230万3千円、これまで各施設が徴収していた保育料のうち、副食費相当額を除く保育料相当分を施設型給付費として給付する経費を認定こども園に3億4,248万円、幼稚園へ3,778万6千円。待機児童の解消と入所児童の保育環境の向上を図るため、定員増を伴う増改築等の施設整備に係る経費を民間保育所へ1億292万5千円、民間認定こども園へ1億2,434万6千円が計上されている。

また、既存道路照明等について、水銀灯、ナトリウム灯からLED灯へ転換する経費1億8,820万円(道路照明灯LED化1,034灯、老朽化柱建替57本)。稲佐山公園の中腹駐車場から山頂までのアクセス向上を図るため整備しているスロープカーについて、令和2年2月の供用開始に必要となる経費2,153万4千円、中腹駅舎隣接地にバリアフリー対応トイレの整備に係る経費5,200万円。防災行政無線のデジタル方式への更新に伴い、戸別受信機購入に係る経費の一部助成費1億3,017万2千円。老朽化している西浦上小学校を全面的に改築するため、基本実施設計等を実施する経費5,530万円。改築を予定している小島小学校について、改築事業に必要な取り付け道路仮橋を整備する経費、教室変更に伴う内部改修に係る経費及び隣接地の用地買収に係る経費2億170万円。恐竜博物館の建設予定地である野母崎総合運動公園プール及び関連施設等の解体経費増額2,870万などが計上されている。

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