上海視察3日目(19日)は、早朝6時に起床、7時45分ホテル発に間に合うように帰国の準備を進め、貸し切りバスで上海港国際フェリーターミナルへの移動となりました。ターミナルには、出国手続きの関係から2時間前に到着しなければならないとの事、中国人の訪日観光の団体もそれぞれ集まって改札口で待機をしていました。今回、上海からの乗船者は約160名、私達も含め200名前後がオーシャンローズ号に乗り込み、26時間を超える船旅が始まりました。フェリーターミナル発は、大きな河川を往来する小型貨物船が多く、状況を見ての30分遅れで、小雨模様のなかの出港となりました。
先ずは、オーシャンローズ号(約3万トン)の各フロアを見学しました。船内の客室は、7デッキに二段ベッドの4人部屋やシート席、8デッキにシングル・ツイン、9デッキにツインの部屋が配置されていました。運行開始後は、水の出が悪い、トイレが流れないなど諸々の不具合(水廻り)は改善されていましたが、一部扉の開閉が悪い部分もあり改善の必要性を感じました。7デッキには、インフォメーション、バーラウンジコーナー、長崎県特産品店、ハウステンボスショップ、免税店(タバコ、酒類、時計、アクセサリーなど)、8デッキにはレストランや会議室など、9デッキにはイベントホールが設けられていました。
レストランの食事は、和牛・和食などがあり値段は1200円(和食)から最高12,000円のメニューも準備されていました。私達の分は、それぞれ3食セット券が用意され、昼食券1200円、夕食券3500円、朝食券1300円を利用して、ちゃんぽん・すき焼き・バイキング料理を食しました。ラウンジの飲み物は、アルコール類一杯500円・ソフトドリンク各種一杯300円で、3000円分の「飲み物セット」を購入し、少し割高かなと思いながら青島ビール(チンタオビール)を堪能しました。イベントは、昼・夜の部ともちんどんや河内屋(特別公演)、マジックショー、ザ・ムッシュライブ、映画上映、長崎市プレゼンツビンゴ大会、2日目は体験太極拳、簡単・すぐ使える日本語講座、映画上映などが行なわれ、会場は楽しい和やかな雰囲気となっていました。