長崎市議会は昨日(26日)から一般質問が始まり、4日間で15人が登壇することになっている。本日は、平成31年度一般会計当初予算の主な事業費を掲載する。先ず、世界遺産関係では、産業革命遺産の構成資産を適切に保存管理する端島炭鉱の調査・整備費などに7,481万9千円、キリシタン関連遺産の調査・整備費に4,775万8千円、世界遺産観光客受入費4,676万4千円、文化財保存整備事業では旧長崎英国領事館の保存修理・耐震補強費に4億円、旧グラバー住宅の耐震補強を含めた保存修理工事費1億9,700万円など。「ながさき移住ウェルカムプラザ」を長崎駅近くに開設し専任の相談員を配置する推進費4,932万8千円、民間企業等で一定の勤務経験がある者を長崎市職員として採用する「UIJターン職員採用試験費」153万2千円が新規事業として計上されている。
また、「現長崎港夜間景観向上基本計画」に基づき、夜景景観づくり及び夜景みがきの夜間景観整備費に1億7,110万円、園路などの景観整備・舗装など南山手地区2,120万円、まちなか地区4,380万円、平和公園地区1億520万円、稲佐山公園3,800万円、唐人屋敷地区1,070万円の景観まちづくり刷新事業費など。交流の産業化分野では、長崎市版DMO推進費8,080万8千円、交流人口の拡大による地域経済の活性化を図る(仮称)長崎市交流拠点施設整備費に22億2,744万円、長崎ランタンフェスティバル事業共催費負担金9,614万4千円、長崎帆船まつり事業共催費負担金4,000万円など。長崎駅周辺関係では、九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金3億9,400万円、土地区画整理事業費22億4,680万円、長崎駅周辺地区の幹線道路整備費に1億1,280万円、JR長崎本線連続立体交差事業費に22億9,312万3千円など上がっている。