2013年5月11日(土)「平泉の世界遺産」を調査!

平泉の中尊寺境内環境経済委員会(副委員長班)の現地調査3日目(5月10日)は、岩手県平泉町平泉観光協会を訪問し、「行政との連携及び世界遺産の活用」について説明を受け、平泉の文化遺産の現地調査を行いました。平泉町の概況は、岩手県南部に位置し、面積は63.39平方㎞、人口は8,256人、世帯数は2,611世帯(平成24年12月末現在)、基幹産業は農業が30%、観光の現状は特別史跡3箇所、史跡3箇所さらに特別名勝と名勝が1箇所あり、国宝中尊寺金色堂をはじめ中尊寺・毛越寺に伝存する国宝・重要文化財は5,000点を数え、毎年多くの観光客(160万人~200万人)が訪れているとの事です。

平泉中尊寺金色堂平泉の文化遺産の概要は、12世紀に仏教に基づく理想社会の実現を目指して造営された政治・行政上の拠点、特に、平泉の寺院建築や庭園群は、現世における浄土世界を表現した顕著な空間造形の傑作であり、宗教儀礼・行事を通じて現在に継承されている。平泉の世界遺産登録は、中尊寺、毛越寺、観自在王院跡(かんじざいおういんあと)、無量光院跡、金鶏山の構成資産でなっています。中尊寺は850年に開かれ、12世紀初めに奥州藤原氏初代清衡(きよひら)公によって大規模な堂塔造営が行なわれ、金色堂は1124年に上棟されたそうです。金色堂内の「皆金色(かいこんじき)」の阿弥陀堂には目を見張るものがありました。

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