昨日(1日)所用のため県庁舎に出向き用件を済ませた後、久方ぶりに展望台デッキに登った。元船町方面には企業誘致向けオフィスビル「長崎BizPORT」が完成、浦上方面では新幹線ルート・JR長崎本線の高架事業の基礎部分の工事が形として見えて来た、松ケ枝岸壁にはクルーズ船「チャイニーズ・タイシャン」が寄港し、市中心部周辺の形が変わりつつある。チャイニーズ・タイシャンは、2万4,427㌧長崎寄港のクルーズ船に比べれば一回りも二回りも小さいが、全長は180m、全幅26m、乗客乗員約1,300人が長崎に訪れてくれる。クルーズ船寄港は、一昨年と比較すれば昨年は約2割減少しているが、地域経済の活性化には寄与している。
また、オフィスビル「長崎BizPORT」は、長崎食糧倉庫と日鉄興和不動産が共同開発、元船町の倉庫群跡地に11階建て賃貸オフィスビルとして、1月31日竣工し2階以上のオフィス床はすべてテナント契約済で、6社合計約1,000人が働く予定となっている。敷地面積は2,448平方㍍、述べ床面積1万4,446平方㍍、各床約1,000平方㍍は遮る柱を無くし、柔軟なレイアウトを可能にしている。6~11階にはオリックス生命保険が長崎ビジネスセンターを移転、5階の一部は長崎食糧倉庫が本社を置き、2階の一部にはIT企業のシーエーシー(東京)が企業の人事関連業務を受託する長崎BPOセンター(仮称)を開設する。県庁舎や長崎駅に近く、長崎港沿いの賑わいが期待で得切る。