j長崎市議会は、さる11月20日(月)「議会運営委員会」を開催、定例会の会期・付議事件等及び運営などについて協議を行った。12月議会では、平成29年度一般会計補正約21億6000万円の予算案や条例改正9件、予算9件、報告1件、その他12件が上程されることになった。主な補正予算は、がんばらんば長崎市応援寄付推進費1億5,892万円、障害者施設福祉費における就労継続支援費(1億2,370万円)・放課後等デイサービス給付費(1億2,370万円)など約4億円、外目子ども博物館を改修する費用として5,180万円、平成28年度決算剰余金の一部を財政調整基金に10億792万円を積み立てるなど、介護保険事業など特別会計補正に約5億4,789万円、公営企業会計補正に126万円など総額約27億928万円が計上されている。
条例改正では、長崎市企業立地の促進による産業集積の形成及び活性化のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正、長崎市外海子ども博物館条例を廃止する条例、世界文化遺産候補である「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産が存する外海地区における景観の保護を図る景観条例の一部を改正する条例等があげられている。定例会期は、11月27日(月)から12月14日(木)までの18日間と申し合わせ、一般質問は11月30日(木)から12月5日(水)で15人が登壇の予定となっている。なお、長崎市立仁田作古小の新校舎建設予定地で見つかった「小島養生所」遺構の保存を問う住民投票条例の直接請求について、市長は請求に必要な手続きが順調に終われば、11月議会に条例案提出の考えを示している。