さる12月1日の一般質問の概要を掲載する。大きな2点目、地域コミュニティについては、地域の各種団体が一堂に会し、定期的に話し合いを行い協力して活動を行うためには、連携しやすくなる仕組み(ネットワーク)が必要であるが?回答:地域の各種団体が連携しやすくなる仕組みが大変重要である。現在、地域の連携の形や連携しようとする地域を支える仕組みを検討している。
地域の連携の形としては、地域には様々な団体があり、目的に応じた活動を行っているが、各団体の活動はこれまでどおり維持しながら、それぞれを補完し合うような形をイメージしている。地域の団体が集まって話し合いをしたり、協力して活動することで情報共有が図られ、住民の皆様が地域活動に参加しやすくなったり、各団体の仕事を整理することで負担が軽くなったり、あるいは新しい人材の発掘などが期待できる。また、連携しようとする地域を支える仕組みについては、「人」、「拠点」、「資金」の3つの視点で取り組むこととしている。
まず「人」の視点として、地域の担い手の方々を対象とした講座などを引き続き開催するとともに、まちづくりを支援する職員の資質向上を行う。そして、連携して活動を行うために必要となる「拠点」や「資金」について、地域へ交付している補助金等を含め、地域への財政支援のあり方等について検討している。この仕組みづくりにあたっては、地域の方々のご意見や先進都市の事例を参考にしながら、今年度中に新しい仕組みの素案を作成し、来年度、素案についてのご意見を地域の皆様にお伺いして行くとの見解があった。