9月第3週の月曜日は「敬老の日」、長寿と健康を願って各地域で祝賀会が予定されていたが、新型コロナ感染症拡大防止のため今年も昨年に続いて2年連続の中止となった。大浜自治会では、敬老の対象者が多いため祝賀会は開催せず、70歳以上の対象者507名に祝い品と、その内80歳以上（219名）の方に福田中学校の生徒の皆さんが作成した「メッセージカード」を添えて届けた。また、町内会の老人クラブは祝賀会を中止し、老人会に加入している私にも「栗饅頭」の祝い品を頂いた。敬老の日を前に総務省が9月19日発表した、65歳以上の高齢者は前年より22万人増の3,640万人、総人口に占める割合は29.1％といずれも過去最多、最高を更新している。同時に示した2020年の労働力調査では、高齢者の4人に1人が働いていたことが分かった。政府は労働力や社会保険制度の担い手を確保しようと、今年4月には改正高年齢者雇用安定法が施行され、希望者が70歳まで働ける機会の確保を企業の努力義務とするなど「70歳まで現役」の社会が到来しつつある。（写真は一昨年の地域の敬老祝賀会より）
