2016年12月2日(金)「急増するクルーズ客船の受入態勢は」?

2016-12-1-17%e5%9b%9e%e7%9b%ae%e3%81%ae%e4%b8%80%e8%88%ac%e8%b3%aa%e5%95%8f長崎市議会本会議において、私の一般質問が終わったので概要を掲載する。大きな項目で4点の質問を準備しましたが、時間の都合で3項目の質問になった。大きな1点目の長崎サミットとの連携について、「急増するクルーズ客船の受入態勢」における、新たな観光ルートの開発、外貨を稼ぐ仕組みづくり、長崎県と連携した取り組みは?担当理事者から、外国人観光客の興味関心は、「モノ消費」から「コト消費」へと移行している。観光ルートの開発は、船会社や旅行代理店に対し九州運輸局や長崎県と連携し、中国人向けには出島における長崎検番体験など食や文化・歴史を組み合わせた「長崎らしさ」を感じられる新たなルートの提案を、欧米人向けには世界文化遺産や文化体験など地域資源を活かした提案を行っている。

2016-11-7-%e9%a3%9b%e9%b3%a5%e2%85%a1%e2%91%a0この結果、中国クルーズは、買い物中心の行程が主流ではあるものの、浜町や中華街、東山手・南山手を散策するフリープランも増え、滞在時間の増加と地域消費拡大につながる動きが出ている。欧米クルーズは、まちなかの散策だけでなく軍艦島を訪れる観光客が増えている。外貨を稼ぐ仕組みづくりは、地元金融機関において、松枝ターミナルや浜んまち商店街などに外貨自動両替機や海外発行クレジットカード対応ATMを設置いただいているほか、商店街におけるクレジット決済環境の向上など民間での取り組みが進んでいる。長崎市として、飲食店における多言語メニュー作成支援ウェブサイト「EAT長崎」の構築や免税店の拡充支援など、飲食や買い物による消費需要を取り込む受入態勢整備に努めている。今後とも、長崎の持つ多様な素材を活用し、魅力あるルート提案を行う事により、市内での滞在時間延長を促し、地域消費の拡大に努めるとの答弁があった。

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