2015年8月9日(日)「2015年KAKKIN長崎平和全国集会」開催!

2015.8.8 KAKKIN平和集会(ハンドベル)核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)は、8月8日(土)12時45分から長崎原爆資料館ホール(平野町)において、約300名が参加するなか「2015年KAKKIN長崎平和全国集会」を開催した。オープニングは、長崎市立長崎中学校ハンドベル部による「威風堂々」、「世界に一つだけの花」、「クスノキ」が披露され、哀愁漂う神聖な音色が会場に響き渡った。講演では、加藤秀治郎氏(KAAKIN議長・東洋大学名誉教授)による「日本の安全保障と核軍縮」のテーマと題し、国際社会での安全保障、憲法9条と安全保障、尖閣危機と憲法問題、核軍縮・核管理は現実的な立場で追及すること等について聴講した。
2015.8.8 KAKKINN平和集会(松尾議長)式典では、開会挨拶の後、原爆被爆によって7万4千余名の御霊に対し黙とうを捧げ、KAKKIN長崎代表松尾敬一氏より「いかなる国のいかなる理由による核兵器も許さない」とする趣旨に賛同した団体・個人によって1961年結成し、「核兵器廃絶に向けた活動、原爆被害者(被爆者)への支援活動、原子力の平和利用の推進」の3本柱を中心に諸活動を推進して来た。来賓者より「核兵器廃絶と世界平和の実現のため力を結集しよう」、「被爆の実相を忘れてはならない」など挨拶があった。
2015.8.8 KAKKIN平和集会(目録贈呈)また、1961年(昭和36年)からこん日まで多くの皆様方のご協力により14億円を超えるカンパが寄せられ、本年も原爆記念日を迎えるにあたり、長崎原子爆弾被爆者対策協議会、恵みの丘原爆ホーム、長崎県被爆者手帳友愛会、楽老会など8団体へ医療器具や活動助成金の贈呈が行なわれた。その後、アピールでは「いかなる国のいかなる理由による核兵器もゆるさない。新たな決意で核兵器廃絶への道を前進し続ける」という結成以来の核兵器廃絶と原子力の平和利用を再確認し、平和集会アピールを採択した。

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