諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」は「後日」の9日、諏訪、住吉、森崎のみこしをお旅所(元船町)から同神社へ戻す「お上り」があり、3日間の幕を閉じた。後日(9日)は、井上重久だよりの校了を終えて、支援企業・労組への配布事前準備、後援会員への郵送準備など済ませ、市役所議会控室に所用のため移動した。その際、タイミングよく庭先回りの新橋町の阿蘭陀万歳、諏訪町の龍踊の一行に出会った。道路沿いには、会社関係の人や、見物客らが大勢集まり、スマートフォン片手にシャッターを押し、盛大な拍手がおくられていた。庭先回りは、市内の事業所や官公庁、各家庭などに、敬意を表して踊りを呈上することで福をお裾分けし、お祝いするという趣旨のもので、踊町は短い踊りやお囃子を玄関先や店先、門前等の路上で演じられていた。
また、「長崎くんち」過ぎれば、地域伝統行事の「郷くんち(秋季大祭)」が、各地区でも開かれる。10月12日(日)は滑石太神宮神社の「滑石くんち(竜踊」、10月14日(火)・15日(水)は若宮稲荷神社の「若宮稲荷神社大祭(竹ン芸)」、10月17日(金)は矢上神社の「矢上くんち」、10月25日(土)は福田地区氏神様の福田天満宮「福田くんち」、11月3日(月・祝)は大浜町自治会の「大浜くんち(秋季大祭)」など、それぞれの地域で郷(里)くんちが開かれる。五穀豊穣・ふるさとの繁栄や安全祈願、感謝の気持ち等、それぞれの地域伝統文化を引き継いで行こう。