斜面市街地再生事業は、長崎市内の8地区において防災性の向上や居住環境の改善を目的として事業が進められている。事業費ベースの進捗率は、8地区全体で34%となっている。「岩瀬道・立神地区」は、平成13年12月10日大臣承認を受け、事業費総額9億8,100万円、総延長400m、幅員4mの事業計画で用地買収・建物買収を行い、事業費ベースでの進捗率は21%となっている。岩瀬道町東立神町1号線の工事は、本年8月下旬から来年2月末の期間、長崎造船所本館ビル付近から東立神町に至る一部の生活道路改良工事がスタートした。今後、「まちづくり協議会」との連携強化を図りながら、年次計画によって整備が進められる。