福田天満宮(福田本町)の大祭は、10月25日(土)午前10時から福田天満宮本殿において福田地区の氏子総代・各自治会の役員、諸団体などの代表が参加するなか「福田天満宮秋季大祭」の祭典を執り行いました。旧福田村は、福田浦、小江浦、手熊浦の七部落あり大村藩の所領であった。宮本宮司によれば福田天満宮は、福田村の守り神として寛永12年(1635年)に再興され、379年の歴史を経て今日まで引き継がれ、お神輿の巡幸は昭和32年頃から始まったといわれています。
福田天満宮巡幸祭は、12時45分巡幸奉仕者集合・清祓の後、13時本社発御、大浜旅所(公園)、小浦旅所(公園)、舟津旅所(公園)、本町旅所(ヨットハーバー)、本社還御の順で執り行われました。今回も総合学習の一環として、福田中学校1年生約60名が神輿を担いで、大浜・小浦・船津・本町地区を練り歩きました。ふるさとの伝統行事に参加して、郷土を愛する豊かな心を育てる一助になった事と思います。交通量が多い国道202号、巡幸中の交通事故が心配でしたが、福田育成協・育友会役員・保護者、氏子総代らの指導などで、無事終える事が出来ました。
各お旅所では、各自治会役員・地域の皆さんが出迎え、中学生への飲み物・お菓子などが準備され「おもてなし」を受け、地域の皆さんは五穀豊穣(ほうじょう)、商売繁盛、家内安全、地域の繁栄等を祈願し、氏神様に対する感謝の気持ちを表していました。各お旅所では、舞姫(4名)による「舞」の奉納踊りや福田ハイヤ節保存会のメンバーが和太鼓による「福田ハイヤ節」等を奉納されました。今回、私も神事から巡幸祭まで参列しましたが、今日は少し体に負担が残っているようです。今後とも、地域の伝統行事を次世代に繋いで行きたいものです。