長崎県戦没者慰霊奉賛会長崎支部(中村利夫支部長)は、11月1日(木)14時から長崎市公会堂において遺族会・連合自治会長、民生委員地区会長・援護関係団体など約500名が出席するなか、「長崎市戦没者追悼式」をおごそかに執り行いました。式典開始前の13時30分から、長崎市在住の松林清風氏による「ふるさと」など尺八・二胡の音による、異国の地等で亡くなった戦没者(14,941人)の御霊に対して、心安らかな追悼演奏が行われました。
追悼式では、主催者より「終戦から67年尊い命を捧げた事は忘れえぬ、深い悲しみ・苦しみを乗り越え生きぬいてきた。今日の発展がある事を後世に引き継がねばならない」との式辞が述べられ、その後遺族代表の献花が行なわれました。来賓より「祖国を想い・家族を守るため国難に殉じられたご遺族を想えば戦争を繰り返してはならない。戦争を知らない子ども達が増えており戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継がねばならない」との追悼の言葉が述べられました。戦後67年、悲惨な戦争の教訓を忘れることなく、私も人類の平和と幸せを願いながら祭壇に献花しました。