2012年10月4日(木)長崎くんち「庭見せ」を見学!

魚の町庭見せ「川船」朝夕の冷え込みを感じ、長崎ではシャギリの音とともに「長崎くんち(国指定重要無形民俗文化財)」を迎える時期となりました。諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」は、6月の小屋入りから準備が進められ、昨日3日の「庭見せ」、4日の「人数揃い(にいぞろい)」といよいよ本番を迎えます。10月7日(日)から9日(火)までの3日間、7年に一度巡ってくる今年の演し物(だしもの)は、今博多町の「傘鉾・本踊」、玉園町の「傘鉾・獅子踊」、魚の町の「傘鉾・川船」、江戸町の「傘鉾・オランダ船」、籠町の「傘鉾・龍踊」となっています。

魚の町庭見せ「くんち衣装」昨日3日の夕刻から、踊り町が本番で使う衣装や傘鉾(かさぼこ)、小道具・楽器などが飾られ、踊り町の出演者に送られたお祝品を並べて披露する「庭見せ」を見学しました。「庭見せ」に目を奪われるものは、根曳(ねびき)・先曳(せんびき)衆の衣装はもちろんではあるが、お祝品の軽く7㌔は超える鯛や伊勢海老、おおきなざくろ・柿・栗など飾られ、本格的な秋の訪れを感じました。魚の町庭見せ会場周辺は、多くの見物客でにぎわい、樽酒やお茶などが振る舞われ、チヂワグループ前では引出物(くんちの日本手ぬぐい)をもらい、江崎べっ甲店前では抹茶とお菓子をご馳走になりました。

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