長崎市議会は、7月29日（木）長崎市立図書館多目的ホールにおいて、市民・議員・市職員など約100名程度の参加のもと「全国に広がる議会基本条例の講演会」と「議会が動く・・・議会基本条例についての意見交換会」を開催しました。講演会では、早稲田大学マニフェスト研究所客員研究員の「中尾 修氏」から議会改革の全国の状況、議会基本条例の理解を深める講演を頂きました。
市民と議員の意見交換会では、長崎市議会基本条例の骨子（案）について、努力規定ではなくキチンと対応できる条例作成を願う、すべての会議を原則公開とすることは例外規定を設けるべき等の意見・要望が出されました。主催者からは、市民の声を聞きながら9月議会に上程し、来年4月改選後の施行に向けた、強い決意が示されました。本日の講演会、意見交換会は、私にとって有意義な勉強・研修の場になり、今後の活動に活かして行きます。
長崎市議会は、平成21年9月に「議会基本条例検討委員会」を設置し、長崎市にふさわしい議会基本条例の策定に着手して来ました。議会の基本理念及び基本方針を初め、議会と議員の活動原則、市民と議会の関係、議会と市長の関係などの基本的事項を明らかにするなど、今後の市議会のあるべき姿について鋭意、検討を進めていく事にしています。