長崎の陸の玄関口JR長崎駅周辺では、出島メッセ長崎の開業、西九州新幹線開業から2年経過、長崎街道かもめ市場開設、JR九州新長崎駅ビルではアミュプラザ長崎新館がオープン、そして長崎マリオットホテルが営業を開始しており、100年に一度といわれるまちづくりの大変革期を迎えている。「長崎マリオットホテル」は、新長崎駅ビルの上層階の6階から13階に207客室を備え、世界最大ホテルチェーンの米マリオット・インターナショナルが手がける高級ブランドで九州初上陸という。また、長崎駅に隣接した場所にはヒルトンホテル長崎が、NBC長崎放送などが移転し営業している。東口駅前広場では、2026年9月末の完成を目指し、新たな交流広場・多目的広場や新しい道路が整備され、長崎駅周辺のまちの形が大変革している。
次に、JR長崎駅から徒歩約10分の場所に、ジャパネットが総事業費約1,000億円をかけた複合施設「長崎スタジアムシティ」が完成、2024年10月14日グランドオープンした。スタジアムシティは、Jリーグ「V・ファーレン長崎」、Bリーグ「長崎ヴェルカ」の新しい本拠地となっている。こけら落としは、長崎市出身の「福山雅治さん」のライブに約2万5千人、オープニングイベントに約1万9千人など、平日平均来場者数は約1万3千人、休日平均来場者数約3万人が来場し、長崎の新しい魅力が国内外に発信されている。100年に一度のまちづくりが大きく変革する中、急速に進む人口減少、少子高齢化の進展に歯止めをかける一助となるよう、官民連携しての交流人口拡大による地域経済の活性化、賑わいのまちづくり、スポーツ振興などに繋げる必要がある。