2022年9月30日(金)「東長崎縦貫線の整備状況」!

昨日(29日)所用のため東長崎地区の東町を訪れ、東長崎縦貫線の整備状況を視察した。このエリアは、高度経済成長による人口増加を背景に道路・公園など、公共施設の整備と土地の利用増進を図り、良好な市街地の形成を目的として、昭和50年に東長崎地区土地区画整理事業を開始し、現在は平間・東地区(30㌶)の整備が行われている。都市計画道路東長崎縦貫線は、田中町の切通交差点から中里町の長崎運輸支局付近に至る、延長6,470㍍(供用済区間2,070㍍)の一般国道34号と並行して東長崎地区を横断する道路である。現在、本路線は未整備区間3,500㍍のうち長龍寺地区付近から彩が丘入口までの300㍍の区間を土地区画整理事業により整備を行うとともに、これに続く700㍍の区間についても平成28年度から整備工事等が進められている。

この道路整備により、肥前古賀駅前及び古賀町交差点付近での国道34号との結節によりダブルネットワーク化が図られ、渋滞緩和はもとより利便性の向上、緊急時の安心・安全が確保される。しかしながら、道路整備工事は5年・10年ピッチの期間を要するため、多くの地権者のご理解とご協力が必要不可欠である。そのために行政担当者は、関係する地域住民への道路整備計画の十分な説明が必要であり、人事異動の際はこれまでの経緯や課題、問題点など、次の担当者への業務引き継ぎに留意する必要がある。また、4協議会(一般国道34号、一般国道499号、長崎外環状線、一般国道202号)の国土交通省九州地方整備局への要望活動も10月に予定されている。

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