2022年9月29日(木)「平和公園再整備基本計画検討」!

長崎南北幹線道路」の整備に伴い、長崎市はさる8月25日の市平和公園再整備基本計画検討委員会において、松山町の市民総合プールを現在陸上競技場がある場所に再配置する案などを示し、9月議会の建設水道常任委員会にて説明が行われたので、その概要を掲載する。同幹線道路は、長崎市と西彼時津町を結ぶ高規格道路で、うち同市茂里町―滑石工区(延長5.3㌔)が本年度事業化された。平和公園周辺(西地区)は、高架橋として整備する計画で、弓道場、ソフトボール場、庭球場(テニスコート一部)、陸上競技場や市民総合プールなど複数のスポーツ施設が計画の支障となるため、検討委員会が令和3年7月から委員会を設置、審議内容やスケジュール等の確認、平和公園(西地区)を取り巻く状況・課題等の整理、基本方針の検討、スポーツ施設の再配置計画の検討など行っている。

再配置計画の検討概要は、市民総合プールは 土地の形状や利用者の利便性、経済性などから「陸上競技場跡地が適地」と判断、400㍍トラックを現在地に残すことはできなくなる。一方「外周路や芝生広場は形状や面積が変わるものの、一定従前地に確保することが可能」とし、利用実態などを踏まえ今後の在り方を整理するとしている。市営庭球場・市営弓道場は現在のソフトボール場に移し、市営ソフトボール場は公園外への移転を念頭に再配置先も含めた施設の在り方について別途検討、市営陸上競技場は配置先も含めた施設の在り方について別途検討するとしている。市は検討委員会の意見をとりまとめた上で、令和4年度内に報告書を作成するとしている。

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