長崎駅周辺では、2022年9月23日の西九州新幹線開業を契機に新しいまちづくりが進められている。さる3月10日市議会を代表して、尾上町のJR長崎駅高架下に明日(18日)開業する商業施設「長崎街道かもめ市場内覧会」に、案内を受け参加した。かもめ市場は、商業施設では長崎初となる本格的な「かもめ横丁」を有し、駅改札口前に位置し延べ床約4,400㎡、長崎を代表する土産の販売や実演、飲食など54店舗が出店する。かもめ横丁には、8店舗が並び店舗間の仕切り壁を設けず、全体が開放的な雰囲気になっている。中央には共有のイートインスペースがあり、各店舗の料理や酒を持ち寄ることが出来る。気軽に立ち寄って、地元の料理と酒が堪能できる憩いの場となり、交流人口の拡大に寄与できるが、まちなかの人の流れが変わるのではと気にかかる。
かもめ市場は、「ながさきファースト」を開発コンセプトに、長崎らしさを発信し、「長崎が県内や県外・世界と繋がる」、「長崎の元気をつくる」、「自然と毎日立ち寄りたくなる」場所を目指している。土産ゾーンには、カステラ、かまぼこ、角煮、長崎銘菓など長崎の魅力的なお土産が勢揃い。横丁ゾーンには、海鮮・魚串・和牛などバラエティ溢れる専門店と、長崎の地酒が楽しめ、駅の中の横丁空間として、長崎になかった食体験を提供する。ご当地ゾーンは、ちゃんぽん、皿うどんなどの「長崎中華」、全国的に知名度を誇る「五島うどん」「トルコライス」、そして魚種の豊富さを活かした「長崎の海の幸」など、ご当地メニューの数々を堪能できる。“グランドオープンは3月18日(金)”で、是非立ち寄ってみたい。