長崎市中央卸売市場は、1月5日7時より長崎市中央卸売市場(田中町)において新型コロナ感染防止の観点から規模縮小・時間短縮、マスク着用、来賓制限などを行い、新春恒例の「長崎市中央卸売市場令和3年初市式」を執り行った。昨日(5日)は午前5時起床、初市式では寒さを吹き飛ばす素晴らしいアトラクション(和太鼓披露)の後、開設者を代表して田上市長より「昭和50年開設以来、長崎の食の台所として今後とも行政と市場が一体となり安心・安全・新鮮な食の提供に努めて行きたい」、市議会を代表して私(井上)より「中央卸売市場機能の充実と強化のため、関連施策の推進に努めて行きたい」との挨拶を行った。初市式後の競りでは、新鮮なイチゴやみかん、大根・白菜、ネギなどが次々と競り落とされていた。長崎市中央卸売市場と関係者皆様の今後のご繁栄とご健勝を祈念する。
次に、年末から新型コロナ感染が広がり、長崎市は1日当たり23人(5日公表分)の感染を確認したと発表した。長崎県は、長崎、佐世保、県北、県南の4医療圏を含む「県本土」の感染段階を5段階で最高の「フェーズ4」に引き上げた。長崎市は、特に高齢者の感染を防ぐため、既に休館中の「ふれあいセンター」などに加え、新たに公民館など34施設の休館を決、市主催・イベントも緊急性・必要性が高いものを除き、原則中止・延期と決めた。いずれも1月末までとし、2月1日以降の対応は1月20日までに判断される。