2020年4月14日(火)「長崎くんち奉納踊り中止」!

諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」は、日本三大祭りの一つに数えられ、10月7日(前日)から9日(後日)の3日間、7年に一度巡ってくる踊町を中心に開催されている。しかしながら、6月1日に稽古始めとなる「小屋入り」が迫る中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年の奉納踊りは中止と決まり、来年に繰り延べとなった。お旅所は設置されず、「お下り」「お上り」なども中止され、一連の神事は参列者を減らすなどして執り行われる。「長崎くんち」は、江戸時代前期の1634年に始まったとされ、奉納踊りは1979年、国の重要無形民俗文化財に指定されている。新型コロナウイルスの渦はおさまらず、長崎の伝統行事「長崎くんち」も影響を受けることになった。例年、多くの観光客で賑わう「長崎くんち」、奉納踊りの中止は観光業にとっても大きな痛手となる。新型コロナウイルスの感染拡大は、いまだ終息の見通しが付かず、不安感が広がっているが、今できることは密閉・密集・密接を避け、感染しない、感染させないことに十分注意する必要がある。

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