長崎市環境部廃棄物対策課は、8月23日から9月14日の間各地区において新任のリサイクル推進員及び自治会長を中心にリサイクル研修会を開催している。西部地区では、9月4日(火)14時から西工場(神の島町)大会議室に約70名が出席し、大浜町自治会からも8名が参加した。開会冒頭、担当者より「リサイクル推進員就任に対するお礼、ごみの分別及び排出マナーの指導、ごみの資源化活動など重要な役割を担って頂いている」と感謝の言葉が述べられた。研修の概要は、「リサイクル推進員活動手引き」に沿って、推進員制度、推進員の活動内容、家庭から出るごみの出し方、長崎市のごみの現状、ごみの減量化・資源化の推進、ごみ分別の啓発活動などについて説明を受けた。
リサイクル推進員の活動内容は、ごみステーションにおける分別及び排出マナーの指導、集団回収活動その他資源化活動の推進、ごみの減量化及び資源化の推進に関する啓発などが主な活動となっている。平成28年7月からのごみ分別品目の一部変更に伴い、分別変更の前後1年間を比較すると「燃やせないごみ」が約2,800㌧、燃やせないごみ全体の約2割が減少している。その結果、埋め立て処分量も減少し、三京クリーンランド埋立処分場の埋立完了時期を約7年遅らせることが出来るとのこと。ペットボトルは、ついついそのまま資源ごみ(緑のごみ袋)として出しますが、ペットボトルのふたとラベルは外してプラスチック製容器包装(黄色のごみ袋)へ、一人一人の心掛けが分別作業の効率化にも繋がる。