福田本町自治会(北村英雄会長)・福田本町ペーロン保存会(大石直会長)は、6月10日(日)9時から福田本町海岸において自治会会員相互の交流並びに親睦を深め、郷土の発展と伝統文化の継承を目的として「受け継ごう伝統」をスローガンに掲げ、「“福田本町ペーロン祭り2018“」を開催した。また、隣接地域の丸木自治会では、福田港の波止場において水神を祭り、海上の安全と大漁を祈り「川祭りの祭典」を執り行った。先週は、大浜町自治会ペーロン大会が開催され、6月17日の福田地区ペーロン大会、7月28日・29日の長崎ペーロン選手権大会に福田東部チーム(一般)・ビームズ(女性)がエントリーし、本格的なペーロンの時期を迎えている。
次に、小浦町自治会(川原勇会長)・小浦町ペーロン保存会(山口正次会長)も、同日9時から小浦町海岸において「小浦町ペーロン大会」を開催、また、小浦町舟津自治会も「川祭りの祭典」を執り行った。人口減少・少子高齢化の影響もあり、どの地区においても櫂(かい)の漕ぎ手が不足し、他地区や地元企業からの加勢を受けてペーロン大会が継続されている。福田本町及び小浦町の両自治会では、一般対抗レース前にアトラクションとして、地区青年団OBによる対抗戦が行なわれ地域間の交流を深めていた。当日海上の波は、穏やかで子供から大人まで太鼓・ドラの音にあわせ櫂(かい)を漕いでいた。