第12回全国市議会議長会研究フォーラム実行委員会は、11月15日(水)・16日(木)の2日間。姫路市文化センターにおいて3会場に分散し全国の市議会議員ら約2,000名が集い「第12回全国市議会議長会研究フォーラムin姫路」を開催した。フォーラムの概要は、第1部基調講演「議会改革の実績と議会力の向上=政策創造の立法部を考える=」、第2部パネルディスカッション「議会改革をどう進めていくか」、第3部「意見交換会」、第4部課題討議「議会基本条例のこれまでとこれからを考える」、第5部は文化財活用・伝統文化学習、観光及び防災に関する広域連携など「7コースの視察」の内容となっている。
開会挨拶では、山田会長(全国市議会議長会会長)より「地方自治法制定から70周年、議会基本条例制定から10年、地方分権が進み議会の充実が求められている。フォーラムでは議会改革の成果を討議し自己啓発自己研鑽に努め、住民の信頼と期待に応える必要がある」、地元開催地の川西市議会議長より「世界文化遺産・国宝の姫路城に年間211万人の入場があった。そのうち36万人が海外からの入場で滞在型観光を目指し、姫路城のライトアップで夜の観光も行っているので是非足を運んでほしい。フォーラムでは全国共通の課題について意見交換を図ることは意義がある」、岩見姫路市兆より「地方自治体の特徴を活かすことが必要で、市民の付託に応えてほしい」との歓迎の挨拶があった。