長崎市・長崎市教育委員会等は、1月8日(日)14時から長崎ブリックホールにおいて「平成29年長崎市成人式」を執り行った。同ホール内外には、新成人・ご家族・関係者らが溢れんばかりに集い、久方ぶりの再会と成人式を迎えた慶びを分かちあい、新社会人として新たな一歩を踏み出した。この成人式は、平成9年度より新成人による実行委員会を設け、企画立案・周知啓発など新成人自ら取り組んでいる。式典では、田上市長より「皆さんは未来という海に漕ぎ出そうとする船で、勇気を持って新しいことにチャレンジして、力強く航海の旅を続けてほしい」、野口市議会議長より「大きな夢や目標を定め、自分の力で切り開き前に進んで下さい」との励ましの言葉があった。
新成人を代表して小川千早さんより「こん日まで見守ってもらった関係者の皆さんに対するお礼の言葉、人への感謝、尊敬、謙虚な気持ちを忘れずに、生まれ育った長崎に恩返ししたい」との誓いの言葉が述べられた。今年成人を迎えるのは、1996年(平成8年)4月2日生まれから97年(平成9年)4月1日までに生まれた人。長崎市の新成人は昨年より48人少ない3,874人(男1,828人、女2,051人)で、10年前(平成19年)と比較すると1,197人減少している。人口減少のなか、長崎の将来を担う若者の行動力と発想力、チャレンジ精神に大いに期待する。成人者の皆さんには、人生の大きな節目を迎えた社会人として、行動・言動に責任と自覚を持って、何事にも対応してほしいと期待する。