三菱重工労組長船支部OB会(橋本希俊会長)は、1月23日(土)12時から長崎新聞文化ホール「アストピア」においてOB会員・来賓含め215名が参加して「平成28年長船OB会新年親睦会」を開催した。開会冒頭、橋本会長より「大寒も過ぎ厳しい天候であるが新年親睦会が開催できた。年金が目減りしている状況にあるので何とか世の中を変えなければならない。OB会結成40周年を迎えるので記憶に残る行事を開催したい」、酒井執行委員長より「統一地方選挙完全勝利ならず申し訳なかったがこの教訓を次に活かしたい。支部結成50周年を迎え新たな道を拓いていく。大きな転換期を迎えるが来年10月にMHPS労組を立ち上げる。ものづくり産業の発展のためとどろき利治氏の勝利のためしっかり結果を出して行きたい」との挨拶があった。
来賓挨拶では、原田長船所長代理より「三菱重工本社の経営方針は従来の事業所制からドメイン制に体制を変更した。グローバル競争に勝ち残るための施策として権限と責任・スピード感を持って企業の成長を目指している」、高木衆議員より「明治日本の産業革命遺産が世界文化遺産に登録されたのは長崎にとって名誉と誇りである。国会での首相演説は良いことばかりであるが、何故今までできなかったのかを考える必要がある」、とどろき利治氏(元参議員)より「立候補にあたっての決意」などが述べられた。その後、鏡開きが行なわれ金谷会長代行の音頭で乾杯を行ない懇親会に入った。会場には、造船現場でお世話になった先輩・組合役員の先輩など多数参加されており、和やかな雰囲気のなかで親睦が深められた。
舞台上では、ボランティア劇団「長崎奉行所芝居組」を特別ゲストに迎え踊りなど披露され「もってこーい、もってこーい」の掛け声が飛び交い、その後、OB会員のカラオケや踊りなどが披露され、あっという間の楽しいひと時を過ごした。長崎奉行所芝居組は、長船OB会員の本山氏夫婦(三重校区)が主導し、平成17年秋、長崎歴史博物館(立山町)開館以来、土・日・祝日に上演を行い、昨年10月に上演通算6,000回を超えている。江戸時代、長崎で起きた「犯科帳」を基に、寸劇で観光客などに涙と笑い、喜びを与え続け大好評を得ている。今後、益々のご活躍を祈念する。