長崎市・長崎市教育委員会等は、1月10日(日)14時から長崎ブリックホールにおいて「平成28年長崎市成人式」を執り行った。昨年まで成人式の会場だった市公会堂が廃止されたため、初めて同ホールで開かれた。同ホール内外には、新成人・ご家族・関係者らが溢れんばかりに集い、久方ぶりの再会と成人式を迎えた慶びを分かちあい、新たな一歩を踏み出した。この成人式は、平成9年度より新成人による実行委員会を設け、企画立案・周知啓発など新成人自ら取り組んでいる。式典では、田上市長より「失敗だ成功だと一喜一優せず、新しい体験にチャレンジしてほしい。地域のまちづくりに出来る範囲で参画しよう」、毎熊市議会議長より「成人式は人生の節目であり、大きな夢や目標を自分の力で切り開いて下さい」との励ましの言葉があった。
新成人を代表して戸村日向さんより「こん日まで見守ってもらった関係者の皆さんに対して感謝の言葉が述べられ、自分の夢や目標に向かい努力し社会に貢献できるよう長崎の発展に尽力する」との誓いの言葉が述べられた。今年成人を迎えるのは、1995年(平成7年)4月2日生まれから96年(平成8年)4月1日までに生まれた人。長崎市の新成人は昨年より170人少ない3,922人(男1,885人、女2,037人)、長崎の将来を担う若者の行動力と発想力、チャレンジ精神に大いに期待する。成人者の皆さんには、人生の大きな節目を迎えた社会人として、行動・言動に責任と自覚を持って、何事にも対応してほしいと祈念する。