2015年8月13日(木) 「観光客受入対策特別委員会」(その2)!

07-02端島炭坑(写真提供長崎市)前日に続き、世界遺産・観光客受入特別委員会の現地視察の概要を掲載する。「明治日本の産業革命遺産(8県23施設)」が世界文化遺産に登録された、7月5日(日)の各構成資産への来場者数は、グラバー園2,682人、端島(軍艦島上陸者数)1,084人、小菅修船場跡68人、高島炭鉱(北渓井抗跡)1人となっているが、海の日(祝日)の前日7月19日(日)はグラバー園6,497人、端島(軍艦島上陸者数)1,142人、小菅修船場跡88人、高島炭鉱(北渓井抗跡)20人と来場者が増えている。
2013.10.15 高層住宅(端島)高島炭鉱視察後、石炭の繁栄と衰退をもの語る海底炭鉱の端島(軍艦島)へ上陸。端島炭鉱は、高島炭鉱の技術を引き継ぎ、炭鉱の島として開発され大正以降に日本最古の鉄筋コンクリート造りの高層住宅が建ち並んでいる。1974年に閉山、無人島となり、現在は坑口等の生産施設跡や数次にわたり拡張された海岸線を示す護岸遺構が残っている。3年前の現地視察と比較すると、住宅の内部床の崩落やコンクリートの剥離も多くなり、一日ごとに劣化が進み、具体的な保存計画を早急に策定する必要がある。

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