第4回長崎市議会定例会は、9月10日に開会し田上市長より予算案・条例改正など28議案の説明がありましたので、その主な内容について掲載します。一般会計補正予算案では、ＪＲ貨物所有の土地を先行取得することに伴い、用地購入費の財源の一部として土地開発基金に積み立てる基金13億8,200万円、災害復旧費（11事業）に3億6,290万円、日本26聖人殉教記念碑を修復する整備費3600万円、長崎の教会群とキリスト教関連遺産に関する外海地区の受け入れ態勢整備費1940万円、野母崎診療所の既存施設を改修して来年9月の開設を目指す特別養護老人ホーム整備助成費に2億9,510万円、高齢者等肺炎球菌予防接種費に1億146万2千円、定期予防接種費に1億1,202万3千円、三京クリーンランド埋め立て処分場の用地買収をめぐる民事訴訟の和解金3億2780万円などが計上されました。
特別会計補正予算では、長崎市がJR長崎駅西側で検討しているMICE施設（コンベンション施設）整備のため、JR貨物から用地2万662平方㍍を先行取得する費用として68億円、参考として長崎駅周辺土地区画整理事業の保留地分3,300平方㍍（11億2000万円）含めて用地は総額79億2000万円、野母崎診療所改修費1億1,800万円等計上されています。主な条例改正は、特定個人情報保護評価に関する規則に基づき、長崎市個人情報保護審議会から特定個人情報ファイルの取り扱いに係る意見聴取を行うための「長崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例」など、人事案件は人権擁護委員の候補者の推薦について、議会の議決を経る必要がある、史跡「出島和蘭商館跡」第3期建築物復元主体工事（予定価格が1億5,000万円以上）の請負について、川内町（かわうちまち）の名称の変更についてなど審査されます。
2014年9月12日（金）「長崎市議会第4回定例会」開会（その2）！
備忘録