2025年11月23日(日・祝)「客船ダブル寄港」!

11月中旬以降、長崎港に寄港した客船を掲載する。先ず、11月17日にダブル寄港した“アドラ・マジック・シティ”船籍はパナマ、総㌧数136,201㌧、全長323.6㍍、全幅37.2㍍、乗客定員約5,200人(客室2125室)、中国が自前で建造した初めての大型クルーズ船、上海航路を拠点に運航している。16階建ての巨大な上層建築物は面積4万平方メートル(標準のサッカーコート約6面分)超の共用スペースがあるという。韓国(済州島)から長崎(松が枝)へそして中国(上海)に向かう。2025年は長崎港に23回寄港予定、上海、済州島から博多、長崎、鹿児島クルーズが計画されている。同日寄港した“コーラル・ジオグラファー”船籍は豪州、総㌧数5,536㌧、全長94㍍、全幅17㍍、乗客定員120人、乗組員数30人、長崎初寄港は2024年10月6日、博多から出島へそして薩摩川内市中甑島(なかこしきしま)に向う。

また、11月18日に寄港した“コスタ・セレーナ”船籍はイタリア、総トン数114,261㌧、全長290.2㍍、全幅35.5㍍、乗客定員3,780人、乗組員数1,100人、八代から長崎(松が枝)へ、そして韓国(基隆)に向かう。コスタ・セレーナは、イタリアに本社を構えるヨーロッパ最大の「コスタクルーズ社」、現在15隻の大型客船を保有し1948年からの歴史を持ち、ヨーロッパのクルーズ市場を牽引してきたという。日本発着のクルーズも予定されている。船籍についてはその名の通り、船舶の籍のことで、人で言うところの戸籍に相当する。船舶登録料・税金の安い国、規制のゆるい国のほか、政治の安定した国、評判の良い国、船の産業を支えてくれる国など、船籍国として多く選ばれているという。

次に、11月19日に寄港した“ダイヤモンド・プリンセス”船籍はイギリス 、総㌧数115,906㌧、全長290㍍、全幅37.5㍍、高さ54㍍、デッキ数18層、旅客定員,706人、乗組員数1,238人、韓国(釜山)から長崎(松が枝)へ、そして鹿児島へ向かう。このダイヤモンド・プリンセスは、米国に本拠地があるカーニバル・コーポレーション傘下のプリンセス・クルーズ社が運航、同型の姉妹船にサファイア・プリンセスがある。併せて、11月21日に“アドラ・マジック・シティ”が寄港、中国(上海)から長崎(松が枝)へ、そして韓国(済州島)に向う。

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