長崎市議会市民クラブは、昨年10月に中・長期的視点に立ち88項目の政策提言を取りまとめ、田上市長に対し「平成25年度政策要求」を行ない、2月4日に回答を受けました。併せて、「平成25年度予算で取りくむべき重点課題」18項目についても見解が示され、予算に反映されましたので主な内容について報告します。①「長崎がんばらんば国体」に向けた、競技力の向上と競技施設等の環境整備の充実を図ることについて、回答:今年は各競技リハーサル大会を開催し機運醸成を図り、競技運営の役割確認、宿泊・弁当業務の斡旋及び選手監督等の輸送等を検証し万全を期す。(長崎がんばらんば国体長崎市実行委員会負担金として3億4,503万円)
②住宅リフォーム助成制度を継続して充実を図ることについて、回答:住宅リフォーム緊急支援として、ながさき住みよ家リフォーム補助金1億4,000万円を計上し継続して実施する。(助成限度額10万円・補助率10分の1)③斜面市街地の空き家対策ならびに老朽危険家屋対策を充実させ、適正管理に関する条例の制定を図ることについて、回答:「長崎市空き家等の適正管理に関する条例」を制定、7月1日より所有者へ改善命令を出したり、代執行するなど行政による指導がより強化される。(老朽危険空き家対策費2,200万円、建築指導行政費1,335万円、老朽危険空き家除去費補助金1,000万円)など「政策要求」に対して予算が計上されました。