長崎市議会スポーツ議員連盟は、11月14日(水)から16日(金)にかけて岐阜市・秋田市を訪問し、「国体開催までの取り組み状況」、「ソフト・ハード両面の取り組みにおける問題点」、「国体閉会後の施設の利活用の状況」などについて調査を行いました。14日(水)は、本年開催された岐阜市を訪問、「ぎふ清流国体(第67回国民体育大会)」、「ぎふ清流大会(第12回全国障害者スポーツ大会)」について、岐阜市で開催された競技会の運営や事務局体制、国体準備・概算経費、市民総参加運動等の説明を受けました。岐阜市は、斉藤道三、織田信長ゆかりの岐阜城、緑豊かな金華山、鵜飼いで有名な清流長良川など、歴史・文化と自然環境に恵まれた県都(約42万人)で、今回はじめての訪問地となりました。
先ず、「ぎふ清流国体」における調査項目の一部を紹介します。市民総参加運動とは、市民一人ひとりが国体開催の意義を理解し、それぞれの立場で積極的に参加する機運を高め、全国から集う人々をおもてなしの心で迎える。また、国体が一過性のイベントで終わることなく、活気に満ちた街づくりに貢献するよう進められました。その実施内容は、大会の運営を図るとともに全国から訪れる温かくおもてなしををするためにボランティアの募集、大会を盛り上げる花いっぱい運動、心と体の健康づくりを進め大会への関心を高め気運を高めるミナモ体操・ミナモダンス、スポーツへの関心を呼び起こしトップアスリートの技を肌で感じるスタンド観戦運動、美しいまちで温かく迎える環境美化運動などが推進されました。長崎においても現在、国体への参加(ボランティア募集など)、おもてなし運動(花いっぱい運動など)、長崎の魅力発信、長崎から平和の発信、環境美化活動等の取り組みが進められています。