市民クラブのメンバーとして、さる11月9日から11日にかけて石垣市・うるま市を訪問し、「福祉のまちづくり条例」「観光基本計画」「企業立地促進計画」などについて現地調査を行いました。今回の調査項目は、各地方自治体とも「バリヤフリー法」の施行に伴い、高齢者や障がい者等の移動等の円滑化の促進や誰もが利用しやすい建築物の整備等行なわれていますが、石垣市も長崎市同様財政面が厳しく計画通りに進んでいない状況です。
また、うるま市は沖縄本島中部の東海岸に位置し、緑あふれる街並みと8つの島々があり、このうち5つの島は海中道路や橋によって結ばれているため、観光客や県内の行楽客が多く観光の魅力アップに努めていました。さらに、地元に基幹産業が少なく、雇用状況(若年層の4人中1人は失業者)や給与所得は全国平均より下位にあり、観光産業・企業誘致などで地域活性化に力を注いでいました。特に、石垣市・うるま市で気付いたのは、物流・貨物等の定期航路は無いものの将来に向けた、港湾のインフラ整備が進み防波堤・消波提などはよく整備されていました。これは、「沖縄振興特別措置法」による国庫補助・税制優遇などによるものか・・・・と思ったところです。