約200年の伝統を持つ、国選択無形文化財・長崎市無形民俗文化財の「竹ン芸」は14日(金)・15日(土)の両日、伊良林2丁目の若宮稲荷神社で奉納されました。15日15時の「竹ン芸」を見学するため20分前に会場に行きましたが、昨年と同様に見物人は満員の状況で中庭にはいる事は出来ませんでした。竹ン芸の見える場所取りは難しく、まだまだ早く会場に行かなければならないと痛感した所です。竹ン芸披露の後、私も神社にお参りをさせて頂きました。
竹ン芸は、五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛などを願い、お稲荷様への感謝を込めた郷土芸能で、「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声に合わせ、竹を揺らしながら逆立ち・合わせ技などが披露され奉納されています。2匹の白ギツネが繰り出す優雅な舞・妙技に盛んな拍手が送られていました。竹ン芸保存会(光嶋輝幸会長)メンバーの息の合った技、緊張感がはしる会場、私もハラハラどきどきしながら男狐・女狐の二人を見守りました。この地域の伝統行事を地域の皆様とともに、次世代に繋いで行きたいものです。