2025年10月27日(月)「クルーズ船寄港」!

「長崎くんち」が終わっても残暑が続いていたが、10月20日の週から冷え込んできた。10月の長崎港へのクルーズ寄港は22隻、そのうちダブル寄港は3回の予定となっている。先ずは、10月9日・17日寄港した“シルバー・ムーン” 船籍はバハマ、総㌧数40,844㌧、全長212.8㍍、全幅27㍍、旅客定員596人、乗組員数411人、デッキ数8階層、韓国(済州島)から長崎(松が枝)へ、そして台湾(基隆)へ向う。4万トン級「シルバー・ミューズ」(2017年就航)の同型2番船として、2021年6月に就航している。

次に、10月18日に寄港した“アドラ・マジック・シティ”船籍はパナマ、総㌧数136,201㌧、全長323.6㍍、全幅37.2㍍、乗客定員約5,200人(客室2125室)、中国が自前で建造した初めての大型クルーズ船、上海航路を拠点に運航している。16階建ての巨大な上層建築物は面積4万平方メートル(標準のサッカーコート約6面分)超の共用スペースがあるという。韓国(済州島)から長崎(松が枝)へ、そして鹿児島へ向かう。2025年は23回寄港予定で、上海、済州島から博多、長崎、鹿児島クルーズが計画されている。

また、10月14日・20日に寄港した“ダイヤモンド・プリンセス”船籍はイギリス 、総㌧数115,906㌧、全長290㍍、全幅37.5㍍、高さ54㍍、デッキ数18層、旅客定員,706人、乗組員数1,238人、韓国(釜山)から長崎(松が枝)へ、そして神戸へ向かう。このダイヤモンド・プリンセスは、米国に本拠地があるカーニバル・コーポレーション傘下のプリンセス・クルーズ社が運航、同型の姉妹船にサファイア・プリンセスがある。三菱重工業長崎造船所で艤装工事中に火災が発生、同時建造していたサファイア・プリンセスを急遽、新「ダイヤモンド・プリンセス」として引き渡されている。

 

併せて、10月21日寄港した“ノルウェージャン・スピリット”総㌧数75,388㌧、全長267.92㍍、全幅32,31㍍、高さ49.68㍍、デッキ数14層、旅客定員1,996人、乗組員965人、釜山から長崎(松ヶ枝)へ、そして鹿児島へ向かう。運行会社はノルウェージャン・クルーズライン(米国)と、ダブル寄港した客船の運航会社は米国となっている。また、4月22日に寄港した“セブンシーズ・エクスプロラー”船籍はマーシャル諸島、総㌧数55,254㌧、全長223.74㍍、全幅31㍍、乗客定員750人、乗組員数542人、韓国(済州島)から長崎(松ヶ枝)へ、そして下関へ向かう。

 

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