長崎県の中村法道知事は1月13日、県内で過去最多の160人の新型コロナの新規感染者が確認されたことを受けて、臨時記者会見を開いた。長崎県内では、第5波と比べて約3倍の速度で感染が拡大しており、感染者の多くが新変異株「オミクロン株」と考えられ、今後の病床のひっ迫が懸念されるとしている。中村知事は、県全体の感染段階を6段階で示すレベルを「１」から「2−1」に引き上げ、県下全域に「警戒警報」を発令すると発表した。県民に対しては、まん延防止等重点措置が出されている地域や感染拡大地域への不要不急の往来自粛。会食は4人以内かつ2時間以内。感染不安を感じる場合の無料検査受検。県外出張時の会食自粛。時差出勤やリモートワークの推進などを呼び掛けた。「ふるさとで”心呼吸の旅”キャンペーン」は、1月17日以降の新規予約の受付を停止するとした。外出時の行動に十分注意し、基本的な感染防止策（手指消毒、三密の回避、換気対策など）を行なおう。
