2021年11月20日(土)「世界新三大夜景に長崎再認定」!

一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー(丸々もとお代表理事)は、11月19日出島メッセ長崎において国内や海外10ヵ国・地域の夜景観光に携わる官民の関係者ら約150人が出席「世界夜景サミットin 長崎」を開催、長崎市とモナコ、上海が「世界新三大夜景」に認定された。長崎市とモナコは2012年に続き再認定され、2回目となる今回は香港と上海が入れ替わった。世界新三大夜景は2012年に創設され、10年をめどに再度選ぶことになっていた。同ビューローが認定する「夜景観光士」約6,100人による投票の結果、1位がモナコ、2位が長崎市、3位が上海で、香港は5位だった。これまで「日本夜景サミット」は開催されていたものの、国内外の関係者を集めたサミットは初めて開かれた。

世界新三大夜景選定基準は、複数の場所から観賞できる事やアクセス面、関係機関の夜景観光への取り組みなど11項目を評価の基準として、20都市に絞り込んで決戦投票し、3都市が選ばれた。長崎市では2012年の認定以降、稲佐山中腹と山頂を結ぶスロープカーの運行開始や、鍋冠山展望台の整備、ハートや星座の形が浮かび上がる夜景の演出照明などに取り組んでいる。また、今回新たに夜景がきれいな名所やイベントなどを認定する「世界夜景遺産」が創設され、台湾ランタンフェスティバル、ゲッレールトの丘(ハンガリー・ブダペスト)、アユタヤのライトアップ遺跡群(タイ)など、海外の10カ所が認定された。「見せる夜景から!」「魅せる夜景へ!」、観光資源の掘り起こし・磨き上げによる、観光振興や地域経済活性化に繋がることを期待する。

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