新型コロナ感染が急拡大する中、感染者数は昨日(11日)新たに15,813人が確認され、7日を上回り過去最高となり大阪(1,490人)をはじめ、静岡、三重、滋賀、京都、奈良、愛媛、熊本、鹿児島の9府県で新規感染者が最多となったと報じられた。東京都では、4,200人の感染が確認され、都基準による重症者は最多だった前日から21人増え197人、年代別では20代が1,126人、30代867人、40代727人と続き、65歳以上は162人。首都圏では、救急患者の受け入れ先がすぐに見つからない「搬送困難事案」が急増し、自宅療養や入院調整中の人も増加、一般患者の受入れ制限などの事例が生じている。県内でも感染拡大は続き、平和祈念式典後の8月10日から23日まで、県内の感染状況を5段階で示すステージを「4」に引き上げ、県内の飲食店への営業時間短縮要請、県内宿泊割引を一旦停止、不要不急の外出や県外との往来自粛を求め、特別警戒警報を発令している。お盆前後の行動は特に要注意!
次に、中国大陸から東シナ海に延びる前線の影響で、昨日(11日)は九州の西側を中心に大雨となり、長崎地方気象台は12日から13日にかけて24時間雨量200㍉から300㍉の大雨の恐れがあるとして、土砂災害などに警戒を呼び掛けている。また、積乱雲が連続発生して同じ地域に激しい雨が降り続ける「線状降水帯」が発生する可能性もあり、14日以降も断続的に激しい雨が降り続くと予報している。大雨警報基準を大きく上回ることも予想され、災害発生の可能性が高まるとし、今後の気象情報及び避難情報について十分注視し、早めに身を守る準備をする必要がある。長崎市では、8月11日18時から大雨に伴う避難所を市内42ヶ所に開設(予定)した。具体的には長崎市ホームページで確認下さい。