2020年10月1 日(木)「長崎開港450周年実行委員会総会」!

長崎開港450周年記念事業実行委員会は、9月28日サンプリエールにおいて長崎県・長崎市の行政関係者、長崎商工会議所の関係団体らで構成する代表者が出席して「長崎開港450周年記念事業実行委員会第4回総会」を開催、実施計画(広報計画)案、令和2年度補正予算案を審議し満場一致確認した。長崎港は、ポルトガル貿易船が入ってきた元亀2年(1571年)に開港、鎖国時、日本で唯一の海外への玄関口として海外の産業・文化の受け入れに重要な役割を果たし、その後、明治時代には上海航路などの連絡船が寄港する貿易港として発展してきた。長崎港は、令和3年4月27日(2021年)に開港450周年を迎え、港とともに歩んできた長崎の歴史と魅力を発信するため、ワーキンググループにおいて記念事業の検討が行われている。キャッチコピーは「ときめく みなと、つながる みんなと」となっている。

広報計画の方針・スケジュールは、プレ期間(令和2年8月から令和3年1月)では開港450周年を契機に「何か新しいことが始まる」という期待感を高め、ロゴマークの浸透によって県民、市民に長崎港に関心を向けてもらう。記念事業が始まるスタート期間(令和3年4月から5月)、アクション期間(令和3年6月から11月)において、事業ごとに新しい港の楽しみ方や活かし方、歴史文化の継承活動の発信、県民、市民に体験してもらうことで、自分たちが街づくりの主役であるという意識を持ってもらう取り組みを展開する。現在、8月14日から10月30日の期間、長崎県内に事業所を有する法人、団体又は個人を対象に、長崎開港450周年記念連携補助事業の申請が始まっている。補助事業の内容は、長崎港の歴史文化の継承や港の魅力向上に寄与する事業を企画した企業・団体に最大100万円を補助し、来年4月から12月末までに実施する事業が対象となっている。ロゴマークは、長崎港をイメージし、ポルトガル船や出島の扇型、次世代へのニューウェーブを表現したもの。

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