長崎市内では4月15日に1例目の感染者が確認されてから、その後の感染者は確認されていない。休校が長期化すれば、児童生徒の学びの保障や心身の健康に深刻な問題が生じることなどから、感染リスクを可能な限り低減させる措置を取った上で、本日(5月11日)から長崎市立小・中・高等学校が再開される。学校再開に合わせ、部活動・学校給食も再開される(長崎商業高校は5月14日から部活動再開)。コロナ感染拡大の影響で、運動会・体育大会は秋に延期され、インターハイ・全国中総体は中止となり、夏休み期間の短縮など学びの時間確保の検討が始まっている。政府は5月10日、新型コロナウイルスへの重点対策が必要な13の「特定警戒都道府県」以外の34県(長崎県含む)について、5月末までの緊急事態宣言を前倒しで解除する検討に入ったと報道されている。緊急事態が長期化すれば、地域経済のさらなる悪化が懸念される。解除に向けて、全員で「密閉」「密集」「密接」を避けて、咳エチケット(マスク着用、手洗い、うがいなど)を継続しよう。