2017年6月27日(火)「観光客受入対策特別委員会」報告!

長崎市議会観光客受入対策特別委員会は、6月26日(月)10時から議会第2会議室において理事者・特別委員会委員ら出席のもと「観光客受入対策特別委員会」を開催した。調査目的は、交流人口の拡大による経済活性化の視点から、さらなる観光消費額拡大に向け、国内外からの観光客誘致と受け入れの現状と課題を把握し、観光客受入に係る施策の推進に寄与する。調査方針は、官民における取り組みの現状課題を把握し、観光立国ショーケース及び長崎市版DMOの取り組みや夜景観光の推進、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を見据えた受入れの方策について調査・検討している。特別委員会の開催は、原則として毎月1回とし、今回は「夜景観光の取り組みについて」調査を行った。

夜景観光の取り組みは、ライトスケープ基本計画に沿って大浦天主堂、眼鏡橋、出島のライトアップ整備を行い、平成20年度稲佐山魅力向上プランを策定し、稲佐山山頂駐車場リニューアル(40台)、無料送迎シャトルバスを運行開始、稲佐山山頂展望台改修、長崎ロープウェイゴンドラ改修など行い、平成24年10月世界新三大夜景(長崎・香港・モナコ)に認定された。その後、稲佐岳駅舎通路の「光のトンネル」の整備、「光のモニュメント」の設置、長崎ロープウェイ駅舎改修及びエレベーター設置、鍋冠山公園展望台改修、稲佐山山頂鉄塔ライトアップ整備などの事業を進め夜間景観向上を図って来た。平成29年5月「環長崎港夜間景観向上基本計画」を策定、「世界一の夜景都市」となる事を目標に平和公園エリア、出島エリア、東山手・南山手エリアを含め10地区を設定、民間事業者や地域住民と連携し、官民協働での整備を目指すとしている。

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