湊明神稲荷神社(水の浦町)や釛山恵美須神社(飽の浦町)・福田天満宮(福田本町)など各地域の神社では、2月3日(金)節分祭が執り行われ「鬼は外、福は内」の掛け声とともに節分の豆まきが行われた。節分とは、本来は節(季節)の分かれ目の日のことで、もともとは立春・立夏・立秋・立冬の前日は、すべて節分と言われ、現在は春の始まりを告げる立春の前日をさすようになった。湊明神稲荷神社では、17時から節分祭の神事が行なわれ、18時・19時から年男・年女による豆がまかれ1年間の無病息災、家内安全や商売繁盛などを祈願した。
釛山恵美須神社では、「初えびす祭」宴席のなかで、地元企業の代表より「地域の元気をとりもどすため豆まきをやろう」との声があがり、今回で3回目、地元企業の支援を受けて同日18時から節分祭が執り行われた。境内には、菱重ファシリティー&プロパティ―ズ(旧西日本菱重興産)、不動技研、平井技研、長崎三菱信用組合、三菱重工パートナー企業関係者ら約100名が集い、地域・地元企業の年男・年女らが賑やかな雰囲気のなかで豆まきが行われた。企業の社員らも節分祭のお手伝いをし、参拝者らに「ぜんざい」を振る舞い、企業の地域社会貢献活動の一端を垣間見た。