年末年始は通常より暖かい日が続いていたが、数日前から長崎地方も本格的に風が冷たく寒さを感じる。新年の賀詞交歓会・出初式・成人式などのイベントもようやく落ち着き、その合間をぬって年末に発行した「井上重久だよりNo43」を支援労組・団体などに配布することが出来た。議員だより配布途中、長崎港内には正月元旦から「サファイア・プリンセス(約11万5千トン)」が寄港、議員だより配布時の1月10日には「コスタ・フォーチュナ(約10万2千トン)」が松ヶ枝岸壁に接岸され本年2回目(本年通算7隻目の入港)の入港、見慣れた光景になっているが、クルーズ客船は「鶴の港の長崎に」良く似合う。
「コスタ・フォーチュナ(約10万2千トン)」は、総トン数102.587㌧、全長272.2m、全幅35.5m、喫水8.2m、速力20.0ノット、旅客定員2716名(最大3470名)、乗組員1068名、イタリア船籍で、済州島~長崎~鹿児島ルート、上海~長崎~済州島ルートを中心に運航されている。ここ数年長崎港には、10万トンクラスの客船が多数寄港、本年1月には通算で20隻、平成29年は約300隻程度の入港が予定されている。本県観光に果たす役割は大きく、経済波及効果も期待され、受入れ態勢の充実、日帰り寄港パターンのなかでの滞在時間の延長、消費拡大に繋がる提案など、関係先に働きかける必要がある。